この「障害者差別解消法」法律は、「IEP要・適応」の子供を持つ親なら誰もが聞いた事がある通称「504」の法的内容が引用されている事実。

IEPと504その違いは?
私のモヤモヤの原因はここの違い。
私個人の理解では「障害者差別解消法」は、
何らかの障害・不自由がある方達だけの「特権」ではないから。

表でざっくり説明。

 

IEP

504

適応法律

個別障害者教育法(Individuals with Disabilities Education Act)=通称IDEA

公民権法(Civil Rights)504条記載の再生法(Rehabilitation Act)

対象

3歳~21歳
特別支援学級での教育要の方々&国が認定する
13の障害に該当する方々:  

•自閉症(autism)

•学習障害(specific learning disabilities)

•言語障害(speech or language impairments)

•精神遅延(mental retardation)
•情緒障害 (emotional disturbance)

•重複障害(multiple disabilities)
•肢体不自由 (orthopedic impairments)

•聴覚障害 (hearing impairments)

•その他の健康障害other health impairments

•視覚障害 (visual impairments)
•外傷性脳損傷(traumatic brain injury)

•盲ろう (deaf-blindness)

•発達遅延 (developmental delay

特別支援学級での教育不要かつ左記の13認定障害該当外の方であっても、何らかの既知認定障害・不自由のある方々のリハビリ、自立性向上サポート要の方々。

「障害者差別解消法」は、「障害・不自由が理由での差別禁止法」。
「平等公民として感じる不便さをいかに解消し、自立性向上」のためにどのような解決策が提示できるかというのが本質である事。
国連&米国「障害者差別解消法」には、
「合理的配慮」について、この様な一文も。

"..necessary and appropreate modification and adjustments not imposing a disproportionate or undue burden, where nedded in a particular case, to ensure to persons with disabilities the enjoyment or excercise on an equal basis with others of all human rights and fundamental freedoms".

必要かつ適切な修正と調整は、必要に応じ、事業主の事業運営に不均衡・不当な負担が課される事なく、他の者と同じ基盤で、障害者の人権および基本的自由の平等な享受または運動を保証すること。)


【身近な合理的配慮具体例】
•Disneyland 

タマが大好きな場所。
こちらでも、人気アトラクションの待ち時間が90分超という時があります。
そんな時に使えるシステム。
パーク内に点在している「案内所」に。
タマが自閉症である旨・苦手環境を伝えます。
  
(暗い照明・歓喜と緊張で突然襲ってくる『トイレ行きたい』)
そうすると、タマ&家族全員のチケットを器械にピピっと通して下さり、
「このアトラクションは現在90分待ちなので、90分後にファストパスの入口からどうぞ」っと
なるのです。
障害があるから、全部ファストパスレーンでOKという特別待遇ではなく、
「皆同様に90分、タマにとっては不安感をそそるかもしれない狭くて薄暗い列に並ばなくても良い」でも「皆同様、90分は待つ」という配慮です。
90分の待ち時間中は食事をして待っていてもいいし、空いている他のアトラクションに乗って楽しんでいても良いという配慮なのです。

•三男坊が手術&入院要の腕複雑大骨折時
「片手が不自由だから課題やらなくてもいいよ」では通用しない「現実」。
「学校復帰後にも困らないよう」手術・入院でミスった授業内課題&宿題のフォロー。
担任教師がわざわ週末に我が家に赴いて下さいました
母の私も三男坊が終えた課題を学校に提出しに行きました。

•私自身が利き手首を骨折した際
手のひら&前腕までかかるギプスでしたが、「やらねばならぬ事」は「工夫を凝らしてやらねばならない」のが「現実」。
食材を切るのも、なるべく大雑把な大きさで良いメニューにしたり、
食料の買い出しの際には、周囲の男性陣が手を貸して下さったり、
重い30本入りビール箱を抱えようとしていたら、
おばあちゃん方が、使っておられるカートを私に差し出してくれたりしました
防水ギプスも保険適用外であるのですが、そんなことに余計なお金を使いたいくない私は、
「普通ギプス」
。入浴時は「サランラップ」巻いて防水加工。
手のひらにかかるギプスが汚い色味&臭みを増すのも嫌だったので、ダンナの古くなったシャツを破って挟んだり。

不便も工夫&有り難き周囲からのサポートでどうにかなる事ばかりでした。

上記具体例の「合理的配慮」に不公平感を感じる方はいらっしゃいますか?

夏休みで日本一時帰国中に、たまたま目にしたネット配信番組。
自伝本をも出版されたという何らかの障害を抱える女性が、
「 障害があるから職場で出来ない事が多いのに、もっと合理的配慮をしてもらえないと...。」
それに対し、番組進行役の方は、
「それは大変ですねぇ。障害を持った方々の個々に合った働き方を実現すべく私達もがんばります。


で「なんかしっくりこねぇぇぇ~」っと感じ番組視聴を辞めた私。

「合理的配慮」は、障害の有無関係なく「不便」を「いかに公平・公正」に対応できるかが基盤になっているから。

日本では「社畜」というおぞましい言葉もあるくらい、
「沈黙了解」している職場での人権無視。
「残業当たり前風習」。
「有給あるのに使いづらい社内雰囲気」。
「子供&家族のニーズに合わせづらい社内雰囲気(有給・病欠休暇有り余ってるのに)」。

先ずは、「公民権法」にある「万人が持つ権利」→「合理的配慮」
を公平に行使するには、障害・不自由のある方々と同じ基盤に立っている、私達の「個々のニーズも重要視されていない社会&社風」が改善されない限り難しくないでしょうか?

障害・不自由のある方のみの「特権」と理解されているように感じる
「合理的配慮」。
公的機関は強制、民間は努力目標? 

公立学校は強制で私立学校は努力目標って事?

不自由な方達が通勤ラッシュ時普通車両に乗れない。
その障壁を除去すべく、並んで待つ他の方々を後回しにして不自由な方々を最優先に?
ラッシュ時に普通に乗車できないのなら、出勤時間帯を変更・調整する解決策を障害を持つ方も検討する事はできないのでしょうか?
不自然で一方通行過ぎる優待遇解釈は「健常者への逆差別をも生み出してしまうかもしれない」
っというのが私個人の意見です。

「困ったときはお互い様」。
助け合い精神を共に、公正・公平に大切にしたいですね

次回(最終回)は、言葉の意味から考えてみる「合理的配慮」です


TamaMickey
今年9月。大好きなディズニーランドにて。
お気に入りのミッキーツムツムを大好きなミッキー当人に渡し、誇らしげだったタマ。