私が思うABAを先日書いたばかりですが、何?この「残モヤ感」。
前回の私の説明もどこかピントが合ってなかったかな?

良いものを提供していたとしても、ABAの説明がスッキリできていないと起こり得る事:
①セラピー(療育)を経験した親からしてみれば「その説明では伝わらない」と残念に思うモト。
②これからセラピーを考えていらっしゃる親からしてみれば「ただの怪しいカルト」的誤解や不安を生じるモト。

アメリカで11年間自宅セラピーを経験し、ABAの効果を見てきた1人の母として、少しでも誤解なくABAを理解して頂けたらと願っているのです。
なのでもう一度ABA解説にトライさせて下さいね。
今回は難しい用語は極力省き、障害のある家族がいない方達にも分りやすい例を挙げて説明しますね。
行きます!
☞ABAは誰もが既に日常で使っている・知っているものなんですよ~
ペットの犬、競馬の馬、ダンナにも子育てにもです。
本当ですよ。
例1:ペットの犬
「お手」という行動を教える時、小さくちぎったささみジャーキ等のご褒美を使いませんか?
人間のように言葉を持たない犬。はじめは「お手」と言ってもキョトンとしていますよね。だから「お手」と言うと同時に犬の手を取ってその後すぐに「おりこうさん。お手だよ。お手。」とささみジャーキー。これを繰り返していくうちに、犬は「お手(と言う音声)」で手を出すとご褒美がもらえると理解。そして「お手」をする度にご褒美がもらえなくても「お手」で自発的に手を出す事ができるようになりますよね。
例2:競馬の馬
競馬はちっとも詳しくないですが、ふと疑問に思う事。
「なんで馬はお尻をムチ叩かれると速く走るの?」
私だったら、誰かにお尻をムチで叩かれたらムッときて「速くなんて走ってやるものか」って思います。そこで調べてみました。馬はムチで叩かれて痛いからでなく、ムチの「」に反応して速く走るのだそう。あるアメリカ人男性がジョッキーにムチを実際に自分の手のひらに打ってもらったってのも読みました。「ちっとも痛くなかった。」と。今のムチって改良を重ね、車の洗車場で使われている様な軽いフォーム(のっぺらぼうのスポンジみたいな)なんですって。馬の皮膚は人間よりも厚い&人間より体毛もびっしり。だから人の手のひらに打たれても痛みを感じないムチなら馬だって痛みは感じていないと判断できますよね。
例3:ダンナ
ダンナが食器を洗ってくれました。乾いた食器を片付けようとすると、「う"ぉ"~!汁、カス、ご飯粒のかけららしきものがまだついているではないかぁ!」となったとします。ここで、 ぶ~X2言ってばかりだと、ダンナが「また食器洗いを手伝おう」と思う可能性は低くなってしまいます。なので「ありがとう。助かった。」と嫁が言っておく言うと「今日は食器洗いお願いしてもいい?」と嫁が頼むと「 いいよ。」っと快く引き受けてくれる可能性が上がるのです。
例4:子育て①
うちの高校生のお兄ちゃんの話。
四六時中携帯 で友達とテキスト&ゲーム。「 遊ぶために携帯を買ったんじゃな~い!」と一撃後、携帯没収。しかし、ここで更なる問題勃発。なぜだかすぐにバレる携帯隠し場所。携帯ナシでもタブレット使用で同じ事。ごく普通になっているテキストやビデオチャットを使っての友達や教師との課題の確認。携帯自体を没収してしまうと学校課題にも支障発生。って事で携帯没収ではなく、充電器没収に。これで、お兄ちゃんも必要な事を見極めて携帯を使う事&携帯を使用する時間配分もわかるように。今は没収しなくても大丈夫です。
例5:子育て②
うちの三男坊の話。☜一家でいちばん片付けができない男。
お絵描きあっちで。ブロックそっちで。ボールは庭で。問題は、やりっぱなしで片付けない事。もぉ本当に片付けないんです。私だって人間です。疲れます、ムッときます、ダレたいと思う時もよくあります。「 かたづけろ~‼」っと三男坊に落雷 。三男坊はムッとした顔で片付け。これをいかにしたらお互い気持ちよく片付けられるようになるか。言葉の使い方に鍵を見つけました。「このブロック片付けてるんだけど、お手伝いしてくれる一番優しい子は誰かな?」っと言ってみたのです。すると、三男坊が「ぼく!ぼく!」っと。そしてお兄ちゃんまでもが手伝いに。タマも兄弟2人の行動を見て片付けに参加。私は「ありがとう」と言いながら、ちゃっかり2,3個のブロックを片付けただけで、後は坊達という不思議現象も起こるのです。
例6:子育て③
小さい子が一生懸命描いた絵。
目や鼻の位置が宇宙人並みでも、手足が痩せすぎを通り越した棒状でも、「うわぁ上手 」となりませんか?がんばった子供の姿勢・行動に拍手だからです。ここで、「へたくそ」と言ったら子供の可能性の芽を摘み取ってしまいます。
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この6つの例、どれもABAなんですよ。

☞ABAは自閉症などの障害のある方達のために開発された「療法」ではないのです。
ABAは考え方の1つ
教え方の方法ではないのです。
自閉症と聞けば必ずと言っていいほどセットで聞くABA。
ABA=応用行動分析(心理学)の基本の考えは、自閉症が関心を集めるようになったずっと以前から立証確立されてきているもの。
「あらゆる生物の行動は、周りの環境(対応や反応)との相互作用で良い行動にも困った行動にもなる。」というのが基本の考え。この基本の考えを基に、じゃあ、良い行動を教えるにはどうしたらいい? どんな行動もうまく対処するにはどうしたらいい?困った行動を減少・除去するにはどうしたらいい?っと更に考えを広げて行く事ができる方法は色々。DTT,DRO,VBなどが方法

療育関係のウェブで「ABA方式」や「ABA療育」と言う表記があっても、ABAという方法があると思わないで下さいね。ABA=基本の考え方の1つ。DTTなど=方法。と思い出して頂けたらバッチリです。そしてABAの基本の考えの1つの傘下にある方法も総称してABAと呼ぶのです。それが、療育とセットで聞くABAなのです。


ココ、誰でもわかる記述じゃなかったですね。
今日は「チョコレート菓子」で行きますかね。
チョコレート菓子=ABA
コアラのマーチ、きのこの山、たけのこの里=方法です。
つまり、色々種類はあるけれど、総称して「チョコレート菓子」と呼ばれる事という感じですね。

そしてもう1つだけ。
私がお世話になったセラピストやスーパーバイザーの方達。
私はこの方達に一度たりとも「お母さんも頑張って下さい」と言われた事はありませんでしたよ。
これに関しては、過去ブログの「ABAセラピーの基本http://blog.livedoor.jp/hazloquepuedas81614/archives/13807279.html」にあります。今でも、タマがお世話になっている企業はタマだけでなく、親の事もしっかり考えてくれている企業です。

公費でのABA、有資格者の事、IEPの事。
まだまだ日本の皆さまにお伝えした事があるのですが、後にブログの本記事として...!
では本日も、
Have a good one!