どこの職場でもある(?)年功序列。
日本の様に「定年退職制度」がないアメリカ。
60歳だからって
ハイ。お疲れさん!」
なんて言われた日には、
「年齢に対する差別だぁ~」と訴訟問題に発展。

熟練知識、スキル、経験を活かして組織に貢献している先輩方も事実たくさんいらっしゃると思います。
米系航空会社が一番いい例かも。
国際線客室乗務員は50代、60代、70代がほとんど。
国際線勤務になるまでには年功序列で国内線勤務。
意外や意外。
国際線の方がラク。(日本に着いて)1日フリー時間があるから。」だそう。

人生経験も豊富な米国航空会社の乗務員は、赤ちゃんやちびっ子がフライト中泣いても、
余裕の貫禄。不必要に手を出し、既に必死なお母さんを更に汗だくにさせるような事もしません。

こんな感じだったら「よし!色々と見て、マネて、自分のものにしてやるぞぉ!」っと思えるのですが、「そろそろ引退すべきじゃない?」と思う人達が多いのが私がいる現場の実情。

いるんです。
私が勤務しているクラスに。

勤続19年、63歳助教員。

「年功序列」「好き放題やってもいい権利」と誤解している様子。
•勤務時間中、FaceBook & テキストメッセージをずっとしている。
•生徒達と一切関わらない。
•常に自分が話題の中心にいないと機嫌を損ねる。
•どうでもいい「自分事」ばかり話している。(昨日の夕食の事。その日の「万歩計」の歩数。など)
•教室に電気鍋を持ち込み、自分のランチを作っている。
•おとなしい相手にはチクチク意地悪をする・言う。
•各生徒のIEPゴールが全く理解できない。
•勝手に15分の休憩を取り、その20分後には勝手に40分の「ランチ休憩」を取る。
•年功序列がために、勤務年数は少なくとも仕事ができる人達が異動になってしまう。

私だけではなく、他の助教員もこの方の事は上司に相談済み。
「一体この方は何をしに学校に来ているのですか」と。
上司からの返答は...。
「仕事をさぼっている人にはそれなりの結果が訪れるようになっています。さぼっている人はきちんと仕事をするあなた達の引き立て役だと思って感謝しましょう。」
はい。
ごもっともな返答。

「いないと思ってやるべき事・できる事をこなそう」と何度も自身に言い聞かせる毎日。
それでも、来ちゃうんですね~。
ぷちっと。

授業真っ最中に、
”maki~~~!"っと呼ばれる。
何かと思えば、
「この棚の取っ手のネジが緩んでるから、今度私が家からドライバー持ってきて直そうかと思ってるの。」
➡「あ。そうですか。」
「どこどこのレストランは水曜日がハッピーファミリーディナーデー。行った事ある?」
➡「ありません。」
「私ね、今日はランチに(教室で)『お豆のチリスープ』作ってるの。今ちょっと食べてみない?」
➡「結構です。」

「きっと家に帰っても、会話をしてくれる人達もいないんだろうな。」って事は、私にも伝わってきます。
•常にお伺いを立てて気遣いをする。
•この方にはわからないような流行ネタは避けるよう配慮する。
•この方の事を褒めて注目している事をアピールする。
•校内ゴシップはぬかりなく報告する。
•この方の話には深くうなずき、笑顔を絶やさない。
本心じゃなくても
これができる私だったら、ぷちっと来ることもないんでしょうね。←無理

ちょっぴり「悪いなぁ」と思う事もあるんですよ。
なので、先週この方に言ったんです。
「今月・来月は生徒達のIEPが立て続けにあって、上司に頼まれているデータ集計をしているところなんです。私の返答が単発な事、ごめんなさい。」って。

この方は満面の笑顔で言いました。
「もぉ。makiったら~。生徒達との学び第一ってところが私と一緒ね。」
➡「...

この方の心の余裕。
なぜ
なぜ
私にとって大きな学びになるような予感がしてなりません