あの「エルビス事件」から9年。
思い出し笑いもしながら、こんな風にブログを書いている自分が「今」いるなんて、あの時の自分には想像もつかなかったな〜。ブログを始めるにあたって、amigoさん、大西さん、M子さん、BaltimoreのTim、めぐきちさん、そして石橋さん。私の背中を押して下さり、心底感謝しています。ありがとう!

「エルビス事件」とは
「タマは自閉症なんかじゃない!そんなんじゃない!...よね?」という大きな不安の中に存在していた私のわずかな希望と祈りが 1枚の写真によって消え去った事件。
その写真がこちら。
photo今となっては、この写真の全部が「あー!いかにもタマ!」っと、ぷぷぷっと笑って見られる一枚ですが。タマ、この時2歳。ハロウィーンでエルビスのコスチュームをまとって、お兄ちゃんと写真スタジオへ。キッズ撮影専門のカメラマンは、変顔+笑える音で、とびきり笑顔の瞬間をショットします。お兄ちゃんの撮影はすんなり終了。でも、タマは...。大人でも笑えるカメラマンのどんな必笑技にも無反応。タマのハートは白いぽわぽわのボールにロックオン。このぽわぽわ。冬シーン撮影で使う雪の小道具。ハロウィーンとは無縁のアイテム。タマはぽわぽわをぽいっと落としては拾い、落としては拾い。何度ぽわぽわを取り上げても、驚異的な執念と叫びで追いかける...。繰り返す事数十分。最後は根負け。ぽわぽわは持たせおいて、カメラを見た瞬間にシャッターを切る事に。「もー!タマー!お願いだからちゃんとしてー!」「本当にごめんなさい!」と汗垂れ流しまくり+動揺しまくりでカメラマンに謝る私。タマ=「ぽわぽわ〜 」カメラマン=「No problem! 子供は遊ぶ事が仕事なんだから!」。やっとの思いで撮影終了。〜そして1週間後〜
現像されたこの写真を見た時、私は悟りました。

「やっぱりタマは自閉症なんだ」
と。

腰のうねり&超ハイウェストポジションにズレてしまった黄金ベルトは語る。興味の無い写真撮影なんかにじっとしている事ができないタマ。
ぽわぽわ命。周りの状況を全く把握していないタマ。
私達と同じ次元空間を見ているとは思えない表情のタマ。
この悟り。電撃度「maki史上最大」だったため、生気が全部吸い取られ、涙さえも出ず、体内にとっても冷たい悪寒が走ったのを覚えています。私は一気に「お先真っ暗が淵」の淵底へ転落しました。
しかし!この先、色々な人達との出会いや療育で、私は淵底から脱出するのです。次回のブログでは、タマと歩いた道を交えながら、こちらでの療育体制と実践療育をお伝えします!