4月 タマ2歳の誕生日
5月 お兄ちゃんと同じ保育園入園
6月 自閉症診断が出る ➡不本意ながら「自閉症児と学ぶ」電車に乗る
7月 Apple Tree入園
10月 エルビス事件  淵底生活
11月ABAセラピストが派遣される  
12月 Apple Tree退園 

ブログの始まりは10月の「エルビス事件」からでしたが、実際はこんな風に時間が流れていたのです。ここでお伝えしたいのは、まだまだ私は淵底にいたと言う事。これまでの話で、気づいた方はいないと思いますが、「やっぱりタマは自閉症なんだ」と、心の中では悟っていても、「タマは自閉症です。」と、まだ誰かに「言いたくない/言えない」私がいるのです。淵底の底なし沼から親友に引っぱり上げてもらいましたが、その時も、親友や家族にでさえ「ドクターとか専門家はタマは自閉症って言うけどさ。どうしていいのかわからくて、恐いよ。」と言っていた私でした。まるで 魔法のような劇的な改善も見られるというABAセラピー。Apple Tree保育園での最後の1ヶ月の11月。やっと派遣されたABAセラピスト。「セラピーで、タマは自閉症じゃなくなった!」な〜んて各停電車から降車できたらいいなと密かに期待している私がいました。

Apple Treeで初めて会ったABAセラピストのアナ。タマの事を観察しながら、クリップボード片手に何やら記入しています。 「それって、何を書いているのですか?」私が聞くと、「今のタマの様子を見て、どんなセラピーが必要なのかのデータを取っているんですよ。」と。自宅にもアナの上司のコンサルタント、イブと、その上のコーディネーター、メリッサが来て、タマの事について色々と「事情聴取 」。こちらも、書類に丸を付けていたり、熱心に何かをメモっていました。「makiの1番の希望は何ですか?」イブが私に質問しました。 「タマと話がしたいです。タマの気持ちを知りたいです。」
これが、言葉の無かったタマへの私の1番の希望でした。とても嬉しかったのを覚えています。「私の希望を聞いてくれるなんて!」と。
セラピーは、Apple Tree保育園で月〜金、9:00am~11:30pm。私も、時間が空いている時にはアナがいる時間に保育園に行って、タマがどんな様子なのかスパイしていました。笑 アナは「私達、自宅でのセラピーも提供しているからそれも考えて!!その方がタマが得られるものは大きいと思います。」とよく言っていました。⬅これって、今だからわかる?アナもわかっていた?Apple Tree保育園はクセものだって?笑笑笑 なので、私がタマを退園させる時にも「maki!!自宅でセラピー!」とニコニコ顔 で 退園を祝ってくれている様子でした。は〜い。もちろんです!デンジャラスなApple Treeに"GOOD BYE" 帰宅直後。カウンセラーに連絡しましたよ。「(省略)っというワケで、もうApple Treeは退園です。ABAセラピーは自宅でもやって頂けるって、どうして始めから教えてくれなかったんですか?」カウンセラーは「ごめんなさいね。実は、私のダンナは日本人で、ダンナの話だと、日本人家庭は外部人を自宅に入れるという事に抵抗がある人が多いって聞いてたから、makiもそうかなと思って。」と。このカウンセラー、アメリカでは一般的な「婚姻しても旧姓を名乗る」方だったので、名前だけでは、 まさか 日本人のご主人だったとは全くわからなかったのです。「私は日本人ですけど、私の家はいつでもOPENですよ。お兄ちゃんの保育園の友達。夕方までフルタイムで働くお母さんが殆どで、いつも家にいる私の家が保育園後の遊び場なんですよ。私、子供は大好き なので、ましてやタマの為にABAセラピストがうちに来てくれるなんてwelcome以外他にないです!」と。ほんの少しだけカウンセラーと心が通じたかなっと思った瞬間でした。なので、Apple Tree退園から自宅で私がタマを見ながらセラピーをするという事に関しては、何の問題もなくすんなりとOKが出たのです。12月10日退園。「色々とありすぎたので、少しだけ頭を整理する時間を下さい。」という私の希望にもOKして下さり、12月19日から、自宅でのセラピーが始まりました。自宅セラピー開始当日は、セラピストのアナ、コンサルタントのイブ。2人揃っての登場。「え?これから海外旅行にでも行くんですか?」と思わせるくらいの でっかい スーツケース持参で登場のアナ。中身はおもちゃで一杯!「これどうするんですか?」と私が聞くと、「この中に、タマの『お気に』のおもちゃがあるといいなって思って!」とアナ。アナはタマの部屋に行き、イブは私とリビングルームにステイ。アナが保育園で記入していたデータ&イブとメリッサが自宅で「事情聴取」していた結果のまとめを開示してくれました。それによると...
➡タマの言葉の理解&表現力=生後9ヶ月並
➡ タマの言語の実践的使用法(脅威の雄叫びがタマの唯一のコミュニケーション法)=生後3ヶ月並
➡タマの周りで起こっている事に関しての認知度(楽しい事で笑う。危険を察知する等)=生後16ヶ月並
➡タマの社会生活適応認知レベル(周囲の人との適応レベル。周囲の人をどのくらい見ているか) =生後3ヶ月並
➡タマの日常生活適応レベル(歯を磨く、自分で服を着る、ドアを開けるコインをスロットに入れる等) =生後21ヶ月並
この時タマは生後約32ヶ月(2歳8ヶ月)
またまたシビアな現実を淵底から目の当たりにした私でした。「OMG...(Oh My God/Goodness=あ〜神様.../あ〜あ...)」と凹みまくる私でした。